2/13(月)「straight run」Act2
その数人の中に私のグループに居た人がいて
私はその人に一番渡したかった。
唯一、延長した人だった。
とても驚いていて「何で?」という表情がすぐに読み取れる。
あまり、きちんとした最後の挨拶が出来なかったし
感謝の気持ちを届けたかったのでと、そんな事を説明した。
実際の所は、最終日きちんと挨拶はしたのだが
これは私のグループだけ、きちんとやったはず。
就業前にメンバーを集めて色々と話した。
だから、その理由もちょっとした冗談だった。
勘の良い人なので、その辺の意図を感じたのだろう。
笑いながらも、とても喜んでいた。
その表情が見れて満足だと
何だか報われたような気分になる。
高いネタだったが、まあいいだろうと。
その後も各人を訪ねながら菓子を渡し
箱の中にあった沢山のそれは、あっという間に
2つだけ残った所で、その役目を終えた。
数を揃えたつもりだったが余ってしまった。
もしかしたら同僚が多目に入れたのかもしれない。
その二つを二人で食べて職場を後にする。
もう訪ねる事はないだろうと、振り返らずに。
前日が本編のラストならば
この日の行動は後日談のような
エピローグだったのだろう。
これで思い残す事はない。
爽やかな印象を与えて消える事としよう。
「さよなら」と呟く。
すっかりと日が長くなった夕方の街を同僚を
駅まで送るために歩く。
そろそろ、こちらともお別れだ。
改札前で少し話をして
また飲みにでも行こうと約束をして別れた。
何だかんだ言って長い2月の初日だった。
そして、これからが大事な時の始まりなのだろうと
寒風を割るように歩いた道を引き返していた。
私はその人に一番渡したかった。
唯一、延長した人だった。
とても驚いていて「何で?」という表情がすぐに読み取れる。
あまり、きちんとした最後の挨拶が出来なかったし
感謝の気持ちを届けたかったのでと、そんな事を説明した。
実際の所は、最終日きちんと挨拶はしたのだが
これは私のグループだけ、きちんとやったはず。
就業前にメンバーを集めて色々と話した。
だから、その理由もちょっとした冗談だった。
勘の良い人なので、その辺の意図を感じたのだろう。
笑いながらも、とても喜んでいた。
その表情が見れて満足だと
何だか報われたような気分になる。
高いネタだったが、まあいいだろうと。
その後も各人を訪ねながら菓子を渡し
箱の中にあった沢山のそれは、あっという間に
2つだけ残った所で、その役目を終えた。
数を揃えたつもりだったが余ってしまった。
もしかしたら同僚が多目に入れたのかもしれない。
その二つを二人で食べて職場を後にする。
もう訪ねる事はないだろうと、振り返らずに。
前日が本編のラストならば
この日の行動は後日談のような
エピローグだったのだろう。
これで思い残す事はない。
爽やかな印象を与えて消える事としよう。
「さよなら」と呟く。
すっかりと日が長くなった夕方の街を同僚を
駅まで送るために歩く。
そろそろ、こちらともお別れだ。
改札前で少し話をして
また飲みにでも行こうと約束をして別れた。
何だかんだ言って長い2月の初日だった。
そして、これからが大事な時の始まりなのだろうと
寒風を割るように歩いた道を引き返していた。



